二回目のプロポーズ
卒業式も無事に終わり
「悪りい!遅れた」
雪と帰る約束をしていたのだがいろんな奴に捕まり遅くなってしまった
「もう!風邪ひいちゃうよ!」
「いろんな奴からからまれて、すまん」
「もう!雪より大事なの!」
「雪より大事なことなんてあるわけないだろ」
そういって雪の頭を撫でる
「もう・・あ!」
「ん?」
「ボタンが一個もない!」
「気づいたら全部なくなってしまってた」
「雪のぶんは?」
「ちゃんとあるに決まってんだろ!」
第二ボタンを雪に渡す
「ありがと!大事にする」
「じゃあ、帰るとするか?」
「うん!」
「しかし、制服のボタンが全部なくなるなんてどれだけなの!」
「もうきないんだからいいだろ?」
「そうだけど・・・」
「俺は雪の制服姿が見れなくなると思うと残念だ!」
「裕也が見たいって言うならいつでもきますけど?」
「まじか!」
「もう!冗談に決まってんでしょ」
「残念だ・・・・」