二回目のプロポーズ
「やっぱり、新しい部屋は違和感あるね〜」
「まあ、慣れていくだろ」
「だね!でも、裕也とは毎日は会えないんだよね・・・」
「そうだな、お互いしばらくは自分のことで精一杯だろうしな」
「でも、毎日私は裕也のこと思ってるから」
「そりゃ、俺だって」
二人ベットに寄りかかり自然と手を握り合い
「裕也って私のどこをすきになったの?」
「なんだよ急に?」
「そういえばきいたことないなあ〜ってふと思って」
「改めて言うのは照れくさいだろ」
「ききたい!」
「はあ〜わかった」
雪の目がキラキラしていてその視線がいたい
「え〜っと、雪と俺ってけっこう委員に選ばれること多かっただろ?」
「うん、そうだね。私も裕也のこと気になり始めたのは委員会で会うようになってからだし」
「なんて言うか、雪って本当に真面目だなあ〜って最初の方は思ってたんだが、真面目すぎるから全部背負ってしまうとこあっただろ?」
「そうだね、頼まれると断れないかも」
「だから、失敗するとすごい落ち込んで、誰もいない教室で泣いたりとかして」
「そんなことまで知ってたんだ・・・」