二回目のプロポーズ
噴水の前には待ち合わせの時間15分前には着き、雪はまだ来ていない
「ふう〜やっぱり緊張ハンパないな・・・」
「裕君、待った?」
「え!あ、いえ、待ってません!」
雪の顔がすぐ近くにくるまでまったく気づかなかったので、あたふたして
「裕君、おもしろい!」
「よし、じゃあ行くか」
「うん」
普通なら高そうなレストランとかでなのだろうがいつものファミレスで
「ここ来るのも久しぶりだね」
「学生の頃はよく来てたんだけどな」
「そうそう」
「仕事の方は順調なのか?」
「うーん、たまに失敗あるけど順調かな?裕君は?」
「こっちもおんなじ感じだな」
「雪の看護師姿が見れないのが残念だ」
「それ言ったら私だって一度も見たことないんだから」
「だな」
そのあともいろんな話をして
「そろそろ、行くか」
「うん」
また、駅前の噴水の前に戻ってきて、二人ベンチに座る