二回目のプロポーズ
気になる人?・side・雪
「昨日はデート楽しかったんだ」
「それは、良かったわね」
お母さんに昨日のデートの話をするわたし
「でも、もう合わない方がいいわよ」
「え・・・なんで!」
「それは・・・」
「なんでそんなこと言うの!お母さん」
「・・・ごめんなさい」
お母さんは泣きながら自分の部屋に入って行ってしまった
「なんでよ・・・」
なんとなくは気づいていたお母さんは日村君とわたしが一緒にいる時とても寂しい顔をする
それがなぜかはわからないけど
だから日村君をデートに誘った時も
「お母さん、日村先生をデートに誘っちゃった!」
「え!なんてことを」
「なんてこと?」
「あ・・・いえ・・・なんでもないわ」
「なんか、まずかったの?」
「そんなことあるわけないじゃない」
「そう?」
「楽しんできなさい」
「うん!」