二回目のプロポーズ
事故にあってから私はとても暇で
「はあ〜日村君まだ返事来ない」
私の楽しみといったら日村君とメールをすることで
「雪〜ご飯よ〜」
「今いく〜」
「日村君からメール返って来ないんだけど、どう思うお母さん?」
「仕事が忙しんじゃないの?」
「そうかな〜」
「まったく、あなたは日村君の彼女じゃないんだからなに心配してるの!」
「そうだけど〜」
退院してからというか入院していた時もそうだけど日村君と一緒にいると心の奥の方がポカポカして
どきどきは少しはするけどどちらかというと安心感みたいなものを感じる
長い間一緒にいたような感じ
「日村君って彼女いると思う?」
「・・・いるんじゃないかしら?」
「だよね〜」
「本当、雪は日村君の話ばかりね」
「そんなに話してるわたし?」
「口を開くと日村君じゃない!」
「もしかして、日村君のこと好きなのかも」
「雪!」
「え?なにお母さん?」
「なんでもないわ・・・」
「そう?」