二回目のプロポーズ
「裕也は私があんな状況になってもそばに居てくれる?」
「当たり前だろ!何があっても雪のそばに居てやる」
「・・・うん、ありがと、とても嬉しい」
泣いている雪の頭を優しくなでる。
「そろそろかな、はい雪!」
「え?」
「クリスマスプレゼント!」
そういって小さめの箱を雪に渡す。
「開けてもいい?」
「いいよ、開けてみな」
「わあ!雪のペンダント、とっても可愛い!」
「ぜったい雪に似合うって思って、つけてもいい?」
「うん、お願いします。」
雪の首の後ろに手をやりペンダントをつけると
「ありがと!裕也!」
雪が抱きついてきて、ファミレスの中なので皆見ている。
「ば!雪!やめろって、皆見てるって!」
「いいの!裕也、大好き!」
周りの女性達がこちらを見てニヤニヤしていて、恥ずかしさで顔が真っ赤になってしまった。