二回目のプロポーズ
「少し考えさせてください」
「そうですね、急にこんなこと言われてもですね」
「すいません」
「いえ、それにこれは僕の意見ですが、今の雪さんなら先生似合うと思いますよ!」
「え?なんで」
「もう見た目がいかにも先生って感じですから、あはは!」
「もう!見た目がでしょ!」
「ではでは、いいお返事待ってます。次は来週になりますからそれまでにお願いします」
「はい、わかりました」
「じゃあ、送りますよ」
「お願いします」
「お願いされます」
「あはは、もう!」
最初に会った頃の雪に戻ったようで安心した、病院に来た時もそうだがまるで付き合い始めた頃の雪が来たみたいで
雪と俺は離れちゃいけないその時そう思った
「じゃあ!」
「うん、ありがと」
今日一番の笑顔がそこにはあった
そして次の日
『先生の件わたしでよければ手伝います』
と雪からメールが来た