二回目のプロポーズ

「じゃあ、僕は短冊を飾り付けして帰りますので、それまで待っていてください。」

「わたしも手伝う」

「え!あ、じゃあお願いします」

雪と何かを一緒にするのが久しぶりで少し嬉しい

「次お願いします」

「はい!」

高いところは俺が雪は届く範囲のところを分担して

「あ!これは・・・」

「どうしました?」

「いえ!これはわたしがやります」

「そうですか?」

こうして無事に全部の短冊を飾り付けし終わり

「結構時間かかりましたね、すぐ帰るしたくしてきます」

「はい」

そして次の日一人みんなの短冊を見ていると1番低いところに雪の書いた短冊を見つけた

『はやくみんなが元気になって退院できますように』

雪らしいそう思って見ていた、窓から風が入り込んで雪の短冊がクルッとまわって

『日村君との思い出をおもいだせますように』

小さくそう書いてあった、多分こっちが雪の本当の願い・・・。
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