二回目のプロポーズ

次の日

「もしもし、雪です」

「はい、どうしました?」

雪は基本メールなのですこし緊張している

「7月7日は日村君予定ある?」

「七夕の日ですか?いえ、特にはないかな」

「ほんと!じゃあわたしをお祭りに連れて行ってください!」

「え!お祭り?」

唐突すぎてなにがなんだか

「はい!近くの神社であるんですよ、どうしても行きたくてだめかな?」

「いいですよ」

「じゃあ、7時に待ち合わせで」

「了解です」

電話を切って

「やった・・・」

無意識に小さな声で呟いていた、雪とのお祭りデートがあまりにも嬉しすぎて
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