二回目のプロポーズ
ファミレスを出て公園へやってきた2人
やはり周りはカップルがいっぱいいる
「・・・裕也、他の場所にしない?」
「そうだな・・・、ここはまだ早かったな」
「もう!なにいってんの裕也は!」
そんなことを言いつつ駅前に戻ってきた、駅前には大きな噴水があって夜になるとカップルが自然と集まる。
噴水側のベンチに座るふたり。
「あ!雪!」
「おお!ホワイトクリスマスだな!」
「今日は幸せすぎて、毎日がクリスマスならいいのに・・・」
「本当だな」
雪の頭が肩にのっかって
「裕也、今日はいっぱいありがと・・・」
「こちらこそ」
「雪・・・今日はもうひとつプレゼントがあるんだ」
「え?」
「今日はクリスマスだけど、雪にとってもうひとつ大事な日だろ?」
「私の誕生日?」
「そう!」
そういって、右ポケットから小さな箱を取り出して雪の前に差し出す
「え?なに?」