二回目のプロポーズ
・最終章・
二回目のプロポーズ
「じゃあ今日もよろしく、雪先生」
「うん、裕君もオペ頑張って」
雪と再び付き合い始めて三ヶ月が過ぎまた雪は『裕君』と呼んでくれている
特に記憶が戻ったとかいうことはないが、以前よりも2人は深い愛で繋がっていた
「ふう〜」
「お疲れ様でした、日村先生」
「婦長、どうしたんですか?」
「いえ、最近日村先生が悩んでいるように見えて、大丈夫ですか?」
気づかれないにようにしていたのに婦長には見抜かれていた
「はは、そうですね、すこし悩んでます」
「私でよければ聞くぐらいはできますよ?」
「じゃあお願いします・・・」
「やっぱり雪さんのことで悩んでるんですか?」
なにも話してないのに婦長はわかっている
「はい・・・」