二回目のプロポーズ
「まだ、お互い高校生だけど雪にこれを受け取ってもらいたいんだ」
そういって箱を開ける
「え!指輪!」
「うん、2人の婚約指輪、まだ本物は買えないけどいつか必ず雪に渡すよ!それまではこれで、受け取ってもらえますか?」
「・・・はい、喜んで」
「本当に!?」
「うん、いいよ」
「やった!雪が俺の奥さんに!」
「ちょ!大声で恥ずかしいでしょ!やめて裕也!」
「じゃあ、これはめるよ」
「・・・うん」
雪の手に指輪をはめたと同時に噴水が空高く舞い上がり水滴が光に反射してとても綺麗だった。
まるで2人を祝福しているようで
「綺麗・・・」
「ああ・・・綺麗だね」
そして2人の唇がはじめてかさなった・・・。