イジワル副社長はウブな秘書を堪能したい
 臭いだって相当すごかったはずだ。

 ……そんなに悪い人じゃないのかな?

 ええ、入れさせて頂きますよ、コーヒー。

「今日も絶対に美味しいって言わせてみせるんだから!」

 またシャーリー買うためにこつこつ働きます。

 そして、こつこつ貯金します!

 こつこつ、こつこつ、ああなんて私に合った響きなんでしょう。

 待ってなさい、シャーリー。

 私は諦めない。

 だから、ボス、お願いです。

 ちゃんと仕事するんで年俸上げてください!
< 104 / 311 >

この作品をシェア

pagetop