イジワル副社長はウブな秘書を堪能したい
前副社長の前田さんに彼女を俺の秘書にしてくれた事を感謝したい。
「すごい意気込みだね。頼りにしてるよ。だが、その前に少し骨休みだ。セーラがスキーに行きたがっててね」
「今日はどうしてイーサンとセーラが来なかったんですか?」
「セーラは桃華と違って、革よりもバッグや靴に興味があるのさ。仕方ないから、イーサンにお守りをさせてる。じゃじゃ馬だからね」
「そのじゃじゃ馬さんはうちの兄にご執心みたいなんですけど、いいんでしょうか?」
セーラが、あのお兄さんにね。
ニヤリとせずにはいられない。
「それは面白い組み合わせだね」
「イーサンがいるのにいいんですか?」
「決めるのはセーラだ。セーラの人生だからね」
セーラはお嬢様育ちだが、意外に根性がある。
いくら桃華の兄が強者でも、セーラが本気になったら逃げられないかもしれない。
「すごい意気込みだね。頼りにしてるよ。だが、その前に少し骨休みだ。セーラがスキーに行きたがっててね」
「今日はどうしてイーサンとセーラが来なかったんですか?」
「セーラは桃華と違って、革よりもバッグや靴に興味があるのさ。仕方ないから、イーサンにお守りをさせてる。じゃじゃ馬だからね」
「そのじゃじゃ馬さんはうちの兄にご執心みたいなんですけど、いいんでしょうか?」
セーラが、あのお兄さんにね。
ニヤリとせずにはいられない。
「それは面白い組み合わせだね」
「イーサンがいるのにいいんですか?」
「決めるのはセーラだ。セーラの人生だからね」
セーラはお嬢様育ちだが、意外に根性がある。
いくら桃華の兄が強者でも、セーラが本気になったら逃げられないかもしれない。