イジワル副社長はウブな秘書を堪能したい
2、ポリシー ー 瑠海side
「良いなあ、桃華ちゃん。日本人形みたいで俺好み。俺のアシスタントと交換しないか?」
桃華達と別れた後、役員専用のコミュニケーションスペースでコーヒーを飲んでいたら、イーサンが羨ましそうに俺を見た。
イーサンは女好き。近くに好みの女がいれば、既婚者にだって手を出す。
「日本人形?ああ、そう言われてみると、漆黒の髪でボブだったな」
こいつの言葉に、さっき会ったばかりの俺のアシスタントの顔を思い浮かべ相槌を打った。
「瑠海は長い髪の子がタイプだしいいだろ?」
イーサンはしつこく許可を求めるが、俺は冷ややかに返す。
「お前、仕事とプライベートは分けろよ。それに、イーサンのとこのは俺向きじゃない」
こいつの秘書は高慢だが男に媚をうるタイプの女だった。ああいう女は仕事でも使えない。
まだ俺の秘書の方が使えるだろう。
あれが俺にどこまでついていけるかが見物だ。
フランス語で切り返された時は正直驚いたが、面白い。
桃華達と別れた後、役員専用のコミュニケーションスペースでコーヒーを飲んでいたら、イーサンが羨ましそうに俺を見た。
イーサンは女好き。近くに好みの女がいれば、既婚者にだって手を出す。
「日本人形?ああ、そう言われてみると、漆黒の髪でボブだったな」
こいつの言葉に、さっき会ったばかりの俺のアシスタントの顔を思い浮かべ相槌を打った。
「瑠海は長い髪の子がタイプだしいいだろ?」
イーサンはしつこく許可を求めるが、俺は冷ややかに返す。
「お前、仕事とプライベートは分けろよ。それに、イーサンのとこのは俺向きじゃない」
こいつの秘書は高慢だが男に媚をうるタイプの女だった。ああいう女は仕事でも使えない。
まだ俺の秘書の方が使えるだろう。
あれが俺にどこまでついていけるかが見物だ。
フランス語で切り返された時は正直驚いたが、面白い。