イジワル副社長はウブな秘書を堪能したい
「桃華さん、その赤のシャーリー、あなたに似合ってますよ」
木村さんの言葉に私は目で頷いた。
そうだ。
私にはこのシャーリーがある。
瑠海が私にくれた特別なシャーリー。
この子は私の相棒だ。
一生涯の……。
だから、ガラスの靴なんていらない。
私には似合わないし、必要ない。
木村さんの言葉に私は目で頷いた。
そうだ。
私にはこのシャーリーがある。
瑠海が私にくれた特別なシャーリー。
この子は私の相棒だ。
一生涯の……。
だから、ガラスの靴なんていらない。
私には似合わないし、必要ない。