イジワル副社長はウブな秘書を堪能したい
「来客、打合せ以外でのお茶出しはしなくていい。冷蔵庫にミネラルウォーター入れておいてくれれば勝手に飲むから」
「はい」
「それから……」
このやり取りを三十回程繰り返す。
嫁をいびる姑のような図になっているような気がする。
上司が交代する時はかなり緊張するけど、こんなにムカムカしたのは初めてだ。
「昨日もパンツスーツだったけど、今日もそうだね。スカートは履かない派?」
私が仏頂面になってるのを見てフッと笑うと、瑠海は急に話題を変えてきた。
何で私の服装にまで言及するの?
まさか、明日スカート履かないと首とか言うつもり?
「それ……仕事に関係あります?」
思わず冷たい口調になる。
「ちょっと忠告というか、教えてあげるだけ。桃華はスカートは脚が見えるから恥ずかしいっていうタイプだよね。でも、自覚してないと思うから言うけど、パンツの方が身体のラインがはっきり見えて世の男どもは余計な妄想をするよ」
「はい」
「それから……」
このやり取りを三十回程繰り返す。
嫁をいびる姑のような図になっているような気がする。
上司が交代する時はかなり緊張するけど、こんなにムカムカしたのは初めてだ。
「昨日もパンツスーツだったけど、今日もそうだね。スカートは履かない派?」
私が仏頂面になってるのを見てフッと笑うと、瑠海は急に話題を変えてきた。
何で私の服装にまで言及するの?
まさか、明日スカート履かないと首とか言うつもり?
「それ……仕事に関係あります?」
思わず冷たい口調になる。
「ちょっと忠告というか、教えてあげるだけ。桃華はスカートは脚が見えるから恥ずかしいっていうタイプだよね。でも、自覚してないと思うから言うけど、パンツの方が身体のラインがはっきり見えて世の男どもは余計な妄想をするよ」