イジワル副社長はウブな秘書を堪能したい
6、最強アイテム ー 桃華side
毎週土曜日と日曜日の朝はシャーリーへ行く。
というか、通っている。
只今、午前九時四十四分。
私はシャーリーの店の横にいる。
私の前後にも人が並んでて、まるで新春の初売りのよう。
開店前に並んでいる人達のお目当ては九割の確率でシャーリーバッグだ。
あの人もよく顔を見かける常連さん。
開店になると迷わずシャーリーの売り場に行ってシャーリーを拝む順番を待つ。
シャーリーバッグは最近は一日に三〜五個しか入荷しない。
だけど、その入荷した分が開店して二十分前後で全部売れてしまうのだ。
私が欲しいのは深紅のシャーリー。他の色は興味がない。私にとってのシャーリーは深紅と決まっている。
お金が貯まってから年間ずっと通ってるけど、まだ深紅のシャーリーにはお目にかかれていない。
というか、通っている。
只今、午前九時四十四分。
私はシャーリーの店の横にいる。
私の前後にも人が並んでて、まるで新春の初売りのよう。
開店前に並んでいる人達のお目当ては九割の確率でシャーリーバッグだ。
あの人もよく顔を見かける常連さん。
開店になると迷わずシャーリーの売り場に行ってシャーリーを拝む順番を待つ。
シャーリーバッグは最近は一日に三〜五個しか入荷しない。
だけど、その入荷した分が開店して二十分前後で全部売れてしまうのだ。
私が欲しいのは深紅のシャーリー。他の色は興味がない。私にとってのシャーリーは深紅と決まっている。
お金が貯まってから年間ずっと通ってるけど、まだ深紅のシャーリーにはお目にかかれていない。