足長おじさん、私に教えて ‥…
現実
『君が、好きだよ‥…美麗。』
__え、本当に‥…?
目の前にいるイケメンな彼が、私に愛の言葉を囁いてくれる。
この世にこれ程の喜びがあるだろうか?
いや、ないよ!
あぁ、神様、お願いします。夢ならどうか覚めないで‥…_
*******
―――ジリリリ!!
目覚ましの音が聞こえる。
うっすらと開く瞼から見えるは、
私の部屋。
‥…うん。私の‥…
がっくりと肩を落とす。
あーー、もう!!
「また、夢かーー!!」