Black World
初めて来陽に会った日に、成り行きで交換した連絡先。


自分から連絡先を聞いたくせに、来陽は中々連絡をくれなかった。


私も、特別連絡を待っていたわけではないけど。


ただ、、、


『ねぇ、君。Black Magicの人間じゃ、ないよね?』


その言葉が、ただ引っ掛かっていた。


何の目的で、私に近付いて来たのか?


第一印象が良くなかったのもあり、私は来陽のことを完全に疑っていた。


どう対処するべきか?


そう、悩んでいたんだ。


だけど来陽は、私のことを良い意味で裏切った。


連絡が来ないまま、月日だけが流れ、、、


来陽のことを忘れて掛けて、ある日。


私は、偶然来陽と再会した。

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