絶対に逃げられない部屋
事態は急速に
僕ら3人はまず携帯が繋がるかを確認した。
電波さえ入れば助けを呼べるし、GPSで現在地も確認可能だ。
が、残念ながら圏外だった。
次に僕らは大声で叫んで助けを呼ぶ手段にでた。
近くに誰か通れば異変に気付いてくれるかもしれない。
そう思い、声が枯れるまで叫んでみたものの、何の反応も無く希望は無残に打ち砕かれた。