(仮)flower
オレの向かいから来た集団は、予想通りオレに因縁を付けてきた。
だから、お望み通り相手をしてあげようか。
繁華街の裏路地に誘い込んで、振り向きざまに1番近くの男の顔面に重い一発をお見舞いする。
さぁ、狩りの始まりだ。
オレは、ワクワクした様な、可笑しな高揚感に囚われながら、他校生の相手をした。
数十分後、オレの周りには血を流した男が6人倒れていた。
・・・あ〜あ、終わっちゃった。
まぁでも、身体の欲は無事放失出来たことだし?
『良し』としますか・・・。
オレはそう納得し、再び繁華街へと足を向けた。