(仮)flower
EDENの奥には小部屋が幾つかあり、今はそのうちの一つにオレや、チームの中心に位置する3人が響多に呼ばれて集まっていた。
「・・・で?話って何ですか?」
2年、黒髪銀メッシュの松本 秀(まつもと しゅう)が言った。
「わざわざオレ達集めるなんて・・・なんかあったんだろ?どうしたんだよ。」
2年、甲斐 比呂人(かい ひろと)が続く。
「あぁ、ゴメンね。実は、ちょっと皆んなに頼みたい事があって・・・。」
そう話し出したのは響多・・・では無く、1年、及川 貢(おいかわ みつぐ)。
「で?何なの〜?オレらに出来る事なら協力するよ〜?」
オレの言葉に、貢は「うん」とうなづき、響多を見た。