(仮)flower



今は放課後な訳で、場所は第2音楽室。

だから・・・て訳じゃ無いけど・・・

私は、イスに座るハヅキの上に跨って繋がっている訳で・・・。

行為が終わって脱力した私は、必然的にハヅキに抱き着くコトになる訳で・・・。



「わ〜お。ヨリチャン大胆じゃない?そんなに胸押し付けられたら、オレ、またタッちゃうよ?」

「・・・ふざけんな。バカエロ男。」

「フッ・・。ヨリはカワイイね〜。」

「・・・・・。」



まだ、呼吸も整わない私はハヅキに身を任せたまま脱力していて、身体に力が入らない。

そんな私を、オモチャで楽しむ様にイタズラするハヅキは本当にタチが悪い。

耳を甘噛みしてみたり、首筋を舐めてみたり・・・。

背中をツッと撫でられた時は思わず「・・ン・・・」なんて声出しちゃったけど・・・。



『ゴッ』

「イッテッ!!」



やっと動く様になった手で思い切り殴ってやった。





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