【完】私の好きなあいつは無口で俺様な二重人格くん。
──蓮side
《れんくんへ
はすなだよー。おぼえてますか?
きのうは、とてもたのしかったです。
また、れんくんとあそびたい。
だけどね、おうちにかえらなきゃいけないの。
でも、ぜったい、れんくんにあいにいくから、
そのときはまたあそぼうね
はすな》
何度も読み返したあの日の手紙。
その手紙は、ずっと引き出しの中の宝物。
また君に会えてよかった。
ありがとう。