恋は塩のようにしょっぱくて

キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン

HRも終わり、やっと放課後になった。

「ばいばい莉奈!
 また明日〜!」

「ばいば〜い」

さてと、、体育館に向かいますか!

うちの高校は体育館が大きいから運動部にとってはうれしい!!!

部室も綺麗だし広いし!

ほんと、この高校受けてよかったよ。

受けてなきゃ健人くんに会えなかったもん。

ダンッダン シュッ

「健人くん!
 今日早いねー!」

「おう!
 HR早く終わったからなあ!
 ほら!俺の担任の山口今日休みじゃん!」

やった!
健人くんと話せた!
うれしー!!

って!!
早くしないとみんな来ちゃう!
まずはー、タイマー出さなきゃね!
で、コート整理してー

よし完璧!

あとは、ドリンクの準備だけ
っと、

「莉奈ちゃーん
 手伝おうか?」

えっ!?
手伝ってくれるんすか!?
なんと!
うれしすぎて涙が(;_;)

「ほんと!?
 じゃあお言葉に甘えて……!」

ドリンクの準備って意外と大変なんだよね。
マネージャー私と後もう一人いるけど今風邪ひいてるから私一人でやらなきゃいけないんだ。

「じゃあまずは、
 この容器に、
 ボカリ入れて!」

「りょーかーい」

え、会話なし、
ボカリ入れる音しかキコエナイヨ

「ねぇ、莉奈ちゃんってさ、」

「う、うんなに??」

「こんな大変なことやってるんだね!
 これからも手伝おうか?」

ふえええ!うれしい!!
けど、

「じゃあマネージャーの琴音ちゃんが
 復帰するまで……」

「りょーかーいー!!
 他に大変なことあったらいつでも言って!」

「うん!
 ありがと!
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