続♡プリンセス☆ロード
「レ…っ、落ち着い…たらって…!」
うまく言葉にならない。
レンは、私の首に顔をうずめ、首筋にキス。
くすぐったくて、身をよじる。
「我慢できない」
我慢できないって、なに!?
レンが、壊れた!!
と言うか、こんな時に。
ミナトのことだって、まだ解決してないのに。
レンの手が、私の身体をまさぐり、触れられた部分が熱を持ったように熱くなる。
「紗南…愛してる…」
そんな甘い囁きに、私の頭はとろけてしまいそうになる。
レンが、再び私に口づけを落とそうとしたその時…。
「おい、紗南。ちょっと……」
ものすごくタイミング悪く、リュウが入ってきたのだ。
「って、あ!!わ、わりい!…邪魔した!」
リュウは、私たちの状態を見て、すぐにドアを閉めた。