続♡プリンセス☆ロード
必死に体を動かそうとするけど、私の言うことを聞かない身体は、ゆっくりとレンのもとに向かっていた。
いったい、なにをするつもりなの?
自分の身体なのに、わからない。
レン!
叫ぼうにも、声も出ない。
嫌だ、やめて、私の身体をどうするの?
ダメ…。
私の手がゆっくりと伸び、レンの首元に触れる。
(え……)
ぐ、と力を込められた手。
レンが、苦しそうにもがく。
やだ!
やだやだやだ!
どうしてこんな―――!
「か…、は、…さ…な…?」
苦しそうに私の腕を掴みながら、私を見るレン。
その瞳は、揺れていた。
こんなこと、したくない!
レンに、こんなこと!
やめてよ!
―やれ
頭の中で、声がする。