晴れ時々@先生の妹【第2巻】

二戸は、今、こんなにも近くにいるのに……。


「二戸?」


「……ん、先生?」


「……、おやすみ」


「おやすみなさい、中村先生」


可愛い笑顔を残して、いつも通り寝室に消えていく二戸 梨杏。


二戸、あと俺に何回“おやすみ”を言ってくれるんだ──。

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