晴れ時々@先生の妹【第2巻】
中村先生がハッーと溜め息をつきながら薬箱の蓋を閉じた。
「兄さん、俺の晩ご飯はー?」
「しばらく、ソファーで横になってろ!後で、カップラーメンを作ってやるよ!」
「はーい。兄さんぐらいの年齢になるとさー、カリカリしてると本当に体に良くないんだぜっ!」
「ってか、まじ静かに寝てろよ!」
拓夢の側を離れて早速キッチンのテーブルでポツンと一人になっている二戸 梨杏の様子を伺いにいった中村先生。