晴れ時々@先生の妹【第2巻】
熱いシャワーを出して一気にザァッーと頭上から顔にかける。
10分後、浴室から出てきた中村先生がバスローブを着て濡れた髪をタオルで拭きながら歩く。
「あー、眠いなぁ……」と、時計に目をやるともう午前4時45分だった。
一時間だけでもいい、眠りたい。
とにかく、眠りたい。
と、思っていると。
ピンポーン♪
急にインターホンが鳴る。
中村先生が突然のインターホンの音に体がびくっと反応をして驚き立ち止まる。
「誰なんだろう、こんな時間に……」
もしかして、マンションの管理人の小森のおばちゃん?
誰なんだよ?