君との出会い
屋上にて





「さてと…
まずは千里、何か私たちに隠していることがあるでしょう?」





私は千里の方をじっと見ながら尋ねた






「えっ、な、な、何にもないよ?」





いや、どう考えてもその反応はあるでしょ





「解決するまで誰にも言わないって約束する
だから教えて。話せば楽になれるはずよ。」




「……」



まだ千里は何も言おうとしない



< 141 / 195 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop