君との出会い
「…ということなの。」




「そんなことが…大変だったね。」






よしよし、と私は千里の頭を撫でる






「ありがとう///」






「じゃあ…その髪の毛は渕口くんがやってくれたんだ?」





改めて質問する






「うん、そうだよ」




「そっか…」




今聞いた話で大体のことは分かった。






…だからその髪の毛を誰がやったか聞いた時必死で隠そうとしてたのね。






確かにあの渕口くんの目で睨まれて他の奴に言うなよとか言われたら怖いもんね






今までしっかり守ってた千里はすごいよ。






私はどんよりしている千里の気分を変えるため少し話をずらした。




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