君との出会い
「桜~」
「なに、ゆり?」
「あのなんとか千里ってやつ殴ってきてよ。
まじ目障り。」
…はい?
「もう1回、言って?」
「だからぁー、あの女しばいとけつってんの
ねえさえ?ウザくね?」
「それ思った、まじ抹消したいわ」
「しゃあ決まり。
今日の放課後から桜よろしくね」
「…は、その間2人は何をしてんの?」
「「見てるだけに決まってんじゃん」」
バレたら退学だぜ?
ケラケラ笑いながらそう付け加える2人にこの話を断ろうとしたけど…
「あ、断ったらハブ確定ね?」
「はぶられたら人望厚い桜ちゃんが、一人ぼっちで生活することになっちゃうね~」
そ、れは…嫌だ、一人ぼっちは嫌だ