君との出会い
「このやり取りがあって私は千里ちゃんに手を出した。」
「そんなことが…」
「名前呼ぶ権利も話聞いてもらう権利もないくらい酷いことした。
だけど…だけどそうでもしないと二人は一緒にいてくれなくなるから、一人ぼっちになっちゃうから、それが嫌で…!!」
「…」
「本当にごめんなさい。
許してくれなくていいから、、ごめん。」
千里ちゃんに事情を話した時点で一人ぼっちは確定した。
だから、友達ごっこの最後くらいはいつもの私でいたい。
謝って、気持ちを伝えたい────
ポンッ
「…話してくれてありがとう。」
「…っ」
千里ちゃんは立ち上がり私の頭を撫でた
「辛かったよね、話してくれてありがとう私も桜ちゃんの本心聞けて安心したよ~」