君との出会い
「それは大変…」




「まぁな。
でも、今思えばこの時の方がまだ良かったのかもしれない。」



「えっ?」




「俺はこのままじゃ金が足りなくなると思って仕事を始めたんだ。
しばらくしたら母さんの体調が良くなった
だから俺は自分が仕事を続けるから母さんは家事だけでいいって言ったんだ。」



「優しいね…」




「バイト始めて1年ぐらいの時に、お金もある程度貯まったはずだし、母さんも大丈夫そうだったから一人暮らししたいなって思って、母さんに貯金残ってるかあるか聞いたんだ。」




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