幽霊になった彼
秘密の約束
秘密の約束をしてから
私は仕事にも復帰し
元の私に戻った
同僚が少し不安そうに私を見てるのがわかる
だって彼がなくなって半年で立ち直れる私を薄情なやつとか思っているのかもしれない
本当のとこ、春騎が毎日私と一緒に会社へ出勤してるなんて言えっこない
私と春騎の秘密
もう二度と離れたくない
辛い淋しい思いはしたくないから
「お疲れさまです。お先に失礼しまーす」
「お疲れさま〜 」
こんな毎日を送って
春騎の家族にも内緒でいて、少し心が痛む
「ただいま〜春騎!もう喋っていいよ」
《なにも喋れないなんて苦痛だなぁ》
ズキン
「ごめんね。私のせいで…春騎が辛い思いしてるよね」
《あ〜ゴメン!そーいう意味で言ったんじゃないんだ》「喉乾いたね!何かのむ?」
《あぁ》
春騎は優しいから…
私を責めたりしない
私にもっとしっかりしろとも言わない
ただずっと傍にいてくれるだけ
前のように、抱き締めたり声を聞かせてくれるだけ
「春騎?海見に行かない?明日仕事休みだし…」
《今から?》
「駄目?」
《いいよ!行こう》
去年春騎が生きていた時に行った海
そこで、たくさん沢山色んな話をしたね
ねぇ…覚えてる?ここで春騎が言った事
いつか結婚しようって
嬉しかった
私は仕事にも復帰し
元の私に戻った
同僚が少し不安そうに私を見てるのがわかる
だって彼がなくなって半年で立ち直れる私を薄情なやつとか思っているのかもしれない
本当のとこ、春騎が毎日私と一緒に会社へ出勤してるなんて言えっこない
私と春騎の秘密
もう二度と離れたくない
辛い淋しい思いはしたくないから
「お疲れさまです。お先に失礼しまーす」
「お疲れさま〜 」
こんな毎日を送って
春騎の家族にも内緒でいて、少し心が痛む
「ただいま〜春騎!もう喋っていいよ」
《なにも喋れないなんて苦痛だなぁ》
ズキン
「ごめんね。私のせいで…春騎が辛い思いしてるよね」
《あ〜ゴメン!そーいう意味で言ったんじゃないんだ》「喉乾いたね!何かのむ?」
《あぁ》
春騎は優しいから…
私を責めたりしない
私にもっとしっかりしろとも言わない
ただずっと傍にいてくれるだけ
前のように、抱き締めたり声を聞かせてくれるだけ
「春騎?海見に行かない?明日仕事休みだし…」
《今から?》
「駄目?」
《いいよ!行こう》
去年春騎が生きていた時に行った海
そこで、たくさん沢山色んな話をしたね
ねぇ…覚えてる?ここで春騎が言った事
いつか結婚しようって
嬉しかった