幽霊になった彼
「ご無沙汰してます。」
「元気してた?」
「はい。仕事も復帰しました。」
「そーよかった。おばさん、それを聞いてホッとしたわ!きっと春騎も」
なんだか痛いところをつかれた気分だった
「今日はゆっくりしていって頂戴ね」
「はい。ありがとうございます」
「そうそう、龍眞もね、逢いたがってたのよ!夕方には帰ってくるから絶対に居てもらってくれですって」
「龍眞くんが?」
「ここだけの話、あの子、悠那ちゃんの事気にしてたのよ。ずっと…お葬式以来。あっ!!ごめんなさい思い出すような事いっちゃって」
「あっ いえ」
「そうそう!お〜いしいクッキーがあるの。食べましょ!」
どうして、おばさんは笑顔でいられるの?
無理してる
私の前だから?
苦しいよ…秘密にしてる事
きっと、おばさんだって悲しくてどうしようもないはずなのに
笑顔作らなくていいよ
「あっ!!!」壁に私と春騎の写真が飾ってあった
「これ〜?いい顔してるでしょ?!気に入ってるの一番!貴方達の素敵な笑顔みてたら、私まで笑顔になれるの〜。変でしょ?でもこれ、本当よ!」
「元気してた?」
「はい。仕事も復帰しました。」
「そーよかった。おばさん、それを聞いてホッとしたわ!きっと春騎も」
なんだか痛いところをつかれた気分だった
「今日はゆっくりしていって頂戴ね」
「はい。ありがとうございます」
「そうそう、龍眞もね、逢いたがってたのよ!夕方には帰ってくるから絶対に居てもらってくれですって」
「龍眞くんが?」
「ここだけの話、あの子、悠那ちゃんの事気にしてたのよ。ずっと…お葬式以来。あっ!!ごめんなさい思い出すような事いっちゃって」
「あっ いえ」
「そうそう!お〜いしいクッキーがあるの。食べましょ!」
どうして、おばさんは笑顔でいられるの?
無理してる
私の前だから?
苦しいよ…秘密にしてる事
きっと、おばさんだって悲しくてどうしようもないはずなのに
笑顔作らなくていいよ
「あっ!!!」壁に私と春騎の写真が飾ってあった
「これ〜?いい顔してるでしょ?!気に入ってるの一番!貴方達の素敵な笑顔みてたら、私まで笑顔になれるの〜。変でしょ?でもこれ、本当よ!」