悲しみの先に見える一つの光
私は一人で行くのが怖く
当時仲良くなり始めた尚美"なほ"
という子と一緒にいった。

指定された場所に行くと
彼はいた。
そこには彼の友達も居て
なにやら話していた。

『きたけど、何の用?』

私が声をかけると
2人はこちらを見た。
そして

「お前ここじゃ無理だからこっちこい」

そう言われ私は人通りの少ない
所へと連れて行かれた。
もちろん友達は彼に待ってろと言われたのでついてこれずに待っている。

私が連れていかれる前に
彼の友達が言ったこと。

「イラついても殴るなよ」

彼の友達は彼に向かって
こう言ったのだ。
そこで私は
あぁ、私殴られるんだと思った。
彼もまた愛梨と同じ。
私を騙し裏切る。
私がそう考えながらいると。
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