悲しみの先に見える一つの光
3人はみんなにバレない所を
蹴ったり殴ったりするため
外見ではイジメにあっているのは
わからない。

家に帰っても親に言えず。
そんな日々が続いた。

ある日私は思い切って
大の仲良しの神田愛梨"かんだあいり"ちゃんにイジメのことを話した。

『あのね、私イジメにあってるの…』

私がうつむきながらそう言うと。

「知ってるよ。」

知ってるその一言だけ告げた。

『え?知ってたの?なら!』
「だって綾佳イジメてって言ったの私だもん」

え…。
私は愛梨が言ったことに理解できなかった。
愛梨がイジメを起こした張本人…。
愛梨は私の味方だと思ってたのに…。
私は愛梨に裏切られたの…?

私はやっとの思いで理解でき
泣いてしまった。
信じていた親友に裏切られ
涙が止まらなかった。
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