花火
「もしもし?花ちゃん」
「剛くん、どうしたの?」
「明日の午前中あいてる?」
「うん、大丈夫だけど?」
「いや、花ちゃんがよかったら明日からすまないかなって」
「あぁ…そうだね。ありがと。」
「大丈夫?」
「もちろん」
電話をきり私は化粧をして着飾った服をきて外にでた。
空は真っ暗なのに町はキラキラ輝いていた。酔っ払ったスーツのおじさん。キラキラしたドレスをきたお姉さん。チャラチャラした格好をしたナンパするお兄さん。人がいっぱいいた。
ガヤガヤしてるのに頭は無心になれた。
ドンドンとすごい音をたてるクラブ。
私はクラブのカウンターに持たれて一人タバコをふかしてお酒をのんだ。
うるさいほどの音なのに心地よかった。
「ねぇー、」
これで何人目だろう。声をかけられた。
「シカト?」
みんな同じ言葉ばかり。
黙ってるとスーッとそばをはなれた。
「俺、何人目?」
振り返るとどこかでみかけた顔の男性がたっていた。綺麗な様相。
「あんたみたいなの、何人も男よってくるよ」
「なんか用?」
「ねぇ、いいとこつれてってやろうか」
「は?」
「あ、ラブホとか車ではめようとは思ってないよ。そんな趣味ないし」
「どうだか」
「もしかして、俺のことしらない?」
「うん、だれ」
「ふふ、あんたおもしろいね」
「バカにしてんの?」
「んーん」
笑ながら彼は私の背後を顎でさした。
振り返ると人だかりができていた。後ろだけじゃなく、周りに。
「ねぇ、あれKENだよね」
「超やばいんだけど」
彼を見ると微笑んでいた。
「KEN?」
「そう、しらない?UJってグループ」
「あぁ、なんかいるね」
「なんかって笑、まぁ、そのグループのボーカルのKENです」
思い出した。有名なダンスグループのボーカル。
「ね、遊ばない?」
「女なら腐る程いるでしょ」
「まぁね、けど君は一人だよ」
臭い言葉に思わず鼻で笑った。
彼は耳元に近寄り
「VIPいこ」といい、私の肩をだいた。
「触んないでくれる?」
「りょーかい」
「きゃっ」
お姫様抱っこをされた。周りの女の子も残念そうな驚いた顔をした。
「あの女ってKENの彼女?」
「まじ、ないんだけど」
「私も抱っこしてほしー」
KENは笑って人だかりを通った。
「ちょ、おろして!」
私の言葉を無視して突き進んでいった。
VIPルームにつくと彼はため息をついた。
「ねぇ、君って」
「私帰るわ」
「え?ちょっと」
「あんたが有名だろうがなんだろうがどうでもいいけど、私にとばっちりくるようなことやめてくれる?」
彼は私の腕をひき、また歩いた。
「ちょ、どこへいくの?」
ついたのはステージだった。
「みーんな!ちゅーもーく」彼はマイクごしに大きな声で呼びかけるとクラブにいた人たちはステージの前にたまった。
「んっ……??」
彼は私の肩をだき、キスをした。
「きゃああああああ」
観客はみんな目を見開いた。
「ちょっと…なにすんのよ!!!」
バシッ……
私は彼にビンタした。
観客はみんな固まった。
「いっ…ふふ…きにいった。」
「剛くん、どうしたの?」
「明日の午前中あいてる?」
「うん、大丈夫だけど?」
「いや、花ちゃんがよかったら明日からすまないかなって」
「あぁ…そうだね。ありがと。」
「大丈夫?」
「もちろん」
電話をきり私は化粧をして着飾った服をきて外にでた。
空は真っ暗なのに町はキラキラ輝いていた。酔っ払ったスーツのおじさん。キラキラしたドレスをきたお姉さん。チャラチャラした格好をしたナンパするお兄さん。人がいっぱいいた。
ガヤガヤしてるのに頭は無心になれた。
ドンドンとすごい音をたてるクラブ。
私はクラブのカウンターに持たれて一人タバコをふかしてお酒をのんだ。
うるさいほどの音なのに心地よかった。
「ねぇー、」
これで何人目だろう。声をかけられた。
「シカト?」
みんな同じ言葉ばかり。
黙ってるとスーッとそばをはなれた。
「俺、何人目?」
振り返るとどこかでみかけた顔の男性がたっていた。綺麗な様相。
「あんたみたいなの、何人も男よってくるよ」
「なんか用?」
「ねぇ、いいとこつれてってやろうか」
「は?」
「あ、ラブホとか車ではめようとは思ってないよ。そんな趣味ないし」
「どうだか」
「もしかして、俺のことしらない?」
「うん、だれ」
「ふふ、あんたおもしろいね」
「バカにしてんの?」
「んーん」
笑ながら彼は私の背後を顎でさした。
振り返ると人だかりができていた。後ろだけじゃなく、周りに。
「ねぇ、あれKENだよね」
「超やばいんだけど」
彼を見ると微笑んでいた。
「KEN?」
「そう、しらない?UJってグループ」
「あぁ、なんかいるね」
「なんかって笑、まぁ、そのグループのボーカルのKENです」
思い出した。有名なダンスグループのボーカル。
「ね、遊ばない?」
「女なら腐る程いるでしょ」
「まぁね、けど君は一人だよ」
臭い言葉に思わず鼻で笑った。
彼は耳元に近寄り
「VIPいこ」といい、私の肩をだいた。
「触んないでくれる?」
「りょーかい」
「きゃっ」
お姫様抱っこをされた。周りの女の子も残念そうな驚いた顔をした。
「あの女ってKENの彼女?」
「まじ、ないんだけど」
「私も抱っこしてほしー」
KENは笑って人だかりを通った。
「ちょ、おろして!」
私の言葉を無視して突き進んでいった。
VIPルームにつくと彼はため息をついた。
「ねぇ、君って」
「私帰るわ」
「え?ちょっと」
「あんたが有名だろうがなんだろうがどうでもいいけど、私にとばっちりくるようなことやめてくれる?」
彼は私の腕をひき、また歩いた。
「ちょ、どこへいくの?」
ついたのはステージだった。
「みーんな!ちゅーもーく」彼はマイクごしに大きな声で呼びかけるとクラブにいた人たちはステージの前にたまった。
「んっ……??」
彼は私の肩をだき、キスをした。
「きゃああああああ」
観客はみんな目を見開いた。
「ちょっと…なにすんのよ!!!」
バシッ……
私は彼にビンタした。
観客はみんな固まった。
「いっ…ふふ…きにいった。」