花火
朝、カーテンの隙間からの光で目がさめた。時計をみるとまだ6:20で、剛くんは私 寝る前同様、私を抱きしめていた。
剛くんの腕をどけて顔を洗い窓際でタバコをふかした。剛くんがタバコを吸わないから灰皿なんてなくて空き瓶に吸い殻をいれていた。
30分になり、朝ごはんの支度をした。
昨日の残りのご飯とお味噌汁、たくあんにシャケをやいて、出し巻き卵と明太子をやいて、すごく適当になってしまった。
「剛くん、朝だよ」
「ん、花ちゃん…おはよ」
私の顔をみて微笑む剛くん。
それに応えるように微笑む私。
すごく落ち着いた日常だった。
ご飯を作るとおいしいおいしいとどんなものでもニコニコして食べてくれて、学校まで送ってくれて、仕事が終わるとすぐに帰ってきて、ほんとに落ち着いた日々が続いた。
剛くんと付き合って2ヶ月が過ぎ、未だにキスさえもしてこない。
私は女としてみてもらえないのかとすこし不安になった。
「剛くん、」
「私って色気ない?」
「え!そんなことないよ!18とは思えないくらい色気あるよ?」
「だって剛くんキスもしてくれないから私、」
「ごめんね?誤解させちゃって。もちろんキスしたいよ?けど、それ以上求めちゃいそうでさ。花ちゃんのこと大切にするって俺約束したから、そんな性欲処理みたいに再々できない。キスしたらきっととめれない。」
「ふふ……」
「花ちゃ…」
私と剛くんの最初のキスは私からだった。
「え、」
「剛くん優しいね、けど私そんなことで傷つかないよ?」
「花ちゃん…」
剛くんは私を強く抱きしめた。
「嬉しいよ。けどね、キス以上はまだ早いよ。俺は花ちゃんとやりたいから付き合ったわけじゃない。だから」
「剛くんありがと。」
剛くんのことを好きになった日だった。
剛くんの腕をどけて顔を洗い窓際でタバコをふかした。剛くんがタバコを吸わないから灰皿なんてなくて空き瓶に吸い殻をいれていた。
30分になり、朝ごはんの支度をした。
昨日の残りのご飯とお味噌汁、たくあんにシャケをやいて、出し巻き卵と明太子をやいて、すごく適当になってしまった。
「剛くん、朝だよ」
「ん、花ちゃん…おはよ」
私の顔をみて微笑む剛くん。
それに応えるように微笑む私。
すごく落ち着いた日常だった。
ご飯を作るとおいしいおいしいとどんなものでもニコニコして食べてくれて、学校まで送ってくれて、仕事が終わるとすぐに帰ってきて、ほんとに落ち着いた日々が続いた。
剛くんと付き合って2ヶ月が過ぎ、未だにキスさえもしてこない。
私は女としてみてもらえないのかとすこし不安になった。
「剛くん、」
「私って色気ない?」
「え!そんなことないよ!18とは思えないくらい色気あるよ?」
「だって剛くんキスもしてくれないから私、」
「ごめんね?誤解させちゃって。もちろんキスしたいよ?けど、それ以上求めちゃいそうでさ。花ちゃんのこと大切にするって俺約束したから、そんな性欲処理みたいに再々できない。キスしたらきっととめれない。」
「ふふ……」
「花ちゃ…」
私と剛くんの最初のキスは私からだった。
「え、」
「剛くん優しいね、けど私そんなことで傷つかないよ?」
「花ちゃん…」
剛くんは私を強く抱きしめた。
「嬉しいよ。けどね、キス以上はまだ早いよ。俺は花ちゃんとやりたいから付き合ったわけじゃない。だから」
「剛くんありがと。」
剛くんのことを好きになった日だった。