花火






肉体関係をもつのが好きなわけじゃない

ただ品のある花になりたかった。

けど、誰としても品なんてもってのほか

花にすらなれなかった。

汚れてく毎日。

虚しく孤独って感じたくないがために仁といる。流星といる。

なれないとわかっていてもどこかで期待してる。輝きたくて。

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