キミとゆびきり〜涙の約束〜
私が黙ってると、


「水木からよく聞くからさ。別に用があるとがじゃないよ」

「あ、…そう」


宮崎くんは軽くふっと笑うと、
そのまま帰って行ってしまって。


「何だったの…」


私は首を傾げた。

それにしても、
唯遅いな……


下駄箱にもたれかかりながら
携帯を弄って、

時間を潰すことにした。
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