キミとゆびきり〜涙の約束〜
あれからどう時間が過ぎたのか
いまいち覚えていない中、
恐る恐るチラッと
自分の席から水木の方へ視線を向ける。
さっきとは違って、
クラスの女子と笑い合う水木の笑顔に
どこか懐かしさを感じた。
水木があんな風に笑うのを
知っていたかのような、
暖かい気持ちになって。
じんわりと胸が熱くなった。
「なんて返事したんだよ…」
すると自分から自然と漏れた、小さな声。
水木は宮崎が好きなのか?
2人は付き合っているのか?
そんなこと、
俺には関係ないのに。
ギュッと拳を握って、
窓から外を眺めた。
「っ、」
水木が、気になって仕方がない…
いまいち覚えていない中、
恐る恐るチラッと
自分の席から水木の方へ視線を向ける。
さっきとは違って、
クラスの女子と笑い合う水木の笑顔に
どこか懐かしさを感じた。
水木があんな風に笑うのを
知っていたかのような、
暖かい気持ちになって。
じんわりと胸が熱くなった。
「なんて返事したんだよ…」
すると自分から自然と漏れた、小さな声。
水木は宮崎が好きなのか?
2人は付き合っているのか?
そんなこと、
俺には関係ないのに。
ギュッと拳を握って、
窓から外を眺めた。
「っ、」
水木が、気になって仕方がない…