キミとゆびきり〜涙の約束〜

ごめんなさい。

心の中で謝罪してると、
彼が口を開いた。



「…あのさ、俺のこと覚えてない?」

「え?」

「小学校の時、同じクラスだった宮崎遼だよ」

「宮、崎…」



名前を聞いて、
私の頭の中で蘇る記憶。


すると坊主頭の男の子が頭の中で
浮かんだ。


「あー!」

「思い出してくれた?」

「うん!卒業アルバム一緒に製作したよね!」

「そうそう!良かったー、覚えててくれて」

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