キミとゆびきり〜涙の約束〜
そう言うと、

宮崎くんの顔がなぜか
みるみる赤く染まっていった。

その様子に
私の心臓は跳ねる。



「あー、と…もう何となく分かると思うんだけど、俺…水木のこと好きなんだわ」

「っ」

「本当は小学校の時好きで、高校で水木のこと見つけたら居ても立っても居られなくて」



真っ赤な顔で
私の目を見ながら、

真っ直ぐと思いをぶつけてくる宮崎くん。

私の顔まで熱くなるのが
分かった。


またちぃちゃんの予想が
当たった…!

恐るべし。
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