幼なじみの貴方と私



―なんか言わなきゃ!!!


こんなあたしに告白してくれてすっごく嬉しかったから…。
だから…っ!!!


「―つっちー!!!ありがとう!!!嬉しかったよ!!!でもごめんね…。」


あたしはつっちーの背中に向かって叫んだ。

つっちーは振り向かなかったけど黙って手を振ってくれた。


…気にしなくていいって言ってくれてるみたいに…。


つっちー……ありがとう…。



「結花…。あいつの事好きだったか?」


久しぶりに彼方君に名前を呼ばれてあたしの心臓はドキドキが最高潮に達してた。




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