幼なじみの貴方と私


「あっ!!北沢だ!!」


「えっ!?どこ!?」


彼方君……目があった…。


でもあたし達はお互いに無視…。



男女の幼なじみなんてこんなものだ。



もう子供じゃないんだからって思ってどちらともなくいつの間にか話さなくなる。


何度昔に戻りたいと思ったことか…。



「おーい結花?大丈夫?」


「えっ!?」


ヤバい;トリップしてた;


「前から思ってたんだけど結花って北沢見ると泣きそうな顔になるよね。」



さすが親友。これでも隠してるつもりなんだけど;


「なんか……同じ学校にいても目があっても話す事がないのが辛いなぁとか思っちゃってさ…」


「大丈夫?」


「うん!!ありがと☆」




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