いじわるな君に片思い中。
砕かれたプライド
だめだ‥涙が止まらない。
こんなんじゃ教室入れないな‥
私は方向を変えて誰もいない空き教室の
中で泣いた。
あと何回泣けばいいんだろう‥
あと何回嫉妬すればいいんだろう‥
あと何回我慢すればいいんだろう‥
あと何回嫌いになれば私の心から
君はいなくなる?
あと何回…?
「あはは…」
ばかだね。
わかってるくせに。
あと何回傷ついても柴を
嫌いになる日はきっとこない。
だからね、柴、お願いがあるの。
私は窓の外で降る雨に思いをのせて
心の中で呟いた。
夢の中でいいの。
私を愛して下さい。